働くあなたはどちら派ですか?〜侮れない漫画のセリフ〜

漫画“ハイキュー!!”のに出てくるセリフには、社会を働く私たちにもグっと来るものがあるんです。

ハイキュー!!はジャンプで連載されている、超青春☆バレー漫画!

でもって、言葉の宝庫でもある。登場人物たちのセリフに何度も心動かされ、たくさんのことを気づかされました。

 

最初に通用した武器が、最後まで通じるとは限らない。先へ行くんだ。追いつかれないのが、俺の武器。” “対応されたら対応する。それをサボったほうが先へ進めなくなる。”

 

“まぁ俺だって活躍はしたいけど、それよりビビる気持ちの方が勝る。しくじるくらいなら成功もいらない。”

 

この2種類のセリフ、対照的なんですよね!

前者はスタメン選手、後者はいわゆるベンチ組のものなんです。

”働くこと”に置き換えると、スタメン陣の考え方は非会社員(経営者・フリーランス等)、ベンチウォーマーズの考えはサラリーマンに近いのかな。

スタメンはもっともっと先へ行くこと、変化を恐れていない考え方。

バレーで言うしくじりは、自分がミスして相手に得点を与えてしまうこと。ベンチ組は、そうなるくらいなら無難にやり過ごす。0か100は怖いから、平均点60~70で終えようということなんでしょう。

 

なんてったって私もしがないサラリーマン勤め。なので、ベンチ組の考え分かり過ぎるのだよ…!

会社勤めだと、決められた枠、縛りがある。組織だから勝手はダメ。

私は商社勤めなのですが、“注文書なき注文書は、受注してはならない”というルールがあります。どうしても注文するときは、お客様からのエビデンス(メール等で注文書はすぐ出せないけど、必ず注文するよという証拠)と、上長許可が必須です。エビデンスはお客様からもらったとして、上長外出時は電話するもなかなか捕まらない…。

そうこうしている間に発注時間が迫ってくるのだが、あーだこーだしている時間が勿体ないといつも思うのだけど。エビデンスがあったら、例えば10万以下は発注OKとして頂けないですか?と提案しましたが、例外は認めないとどこの部署もやってないと却下でした…。

 

鳥かごの外に出ることが、どんどん怖くなっていく。特に勤続年数が長いほど。

枠(ワク)に収まったら、仕事にワクワクなんかないんだよ…と私は思います。

 

切り開いていくスタメンとなるのか、止まって安定でベンチを温めるかか…

経済が騒がしい今だからこそ、”自分の考え”を持って、明日も仕事という試合に挑んでゆく…!